お知らせ

技術レポート「ATENA 19-ME01 国内原子力発電所における非常用ディーゼル発電機不具合の傾向と改善策について」における原子力事業者の安全対策の実施状況評価について

 ATENAは、2019年6月21日に発行した技術レポート「ATENA 19-ME01(Rev.0)国内原子力発電所における非常用ディーゼル発電機不具合の傾向と改善策について」に示される安全対策(改善策)の導入を原子力事業者(以下、「事業者」という。)に要求しました。

2019年8月5日お知らせ済

 ATENAは、各事業者より、安全対策の導入に関する実施計画の提出を受け、安全対策が確実に実施されている状況を継続的に確認していくこととしました。

2019年9月19日お知らせ済

 また、2019年6月21日に発行した技術レポート「ATENA 19-ME01(Rev.0) 国内原子力発電所における非常用ディーゼル発電機不具合の傾向と改善策について」について、事業者名、プラントメーカー名等のマスキング箇所を削除するとともに、一部誤記修正を実施し、改定版(Rev.1)として発行しました。

2019年11月7日お知らせ済

 このたび、ATENAは、2019~2022年度に各事業者が実施した安全対策の実施状況について確認を行い、以下のとおり評価を取りまとめました。

【評価結果】

 ATENAは、本技術レポートの内容に則した作業品質向上およびトラブル低減のための活動が、各事業者において継続実施されていることを机上および現場で確認しました。

 また、安全対策実施後の非常用ディーゼル発電機(EDG)事象の傾向を分析した結果、安全対策実施以降の事象発生率は安全対策実施前の平均以下で推移しており、更に各事象は、ATENAが要求したEDGに関する安全対策の新たな見直しや充実がなされないと再発防止が図れないという内容ではなかったことを確認し、安全対策は有効に定着しているものと判断しました。

 ATENAは、引き続きEDGに関する発生事象の傾向を注視し、従来と異なる傾向が見られた場合などは、アドホックWG等の活動を検討することとします。

 これらの状況は、安全対策の実施状況・評価ページにおいても確認することができます。

(安全対策の実施状況・評価ページは、こちら

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