ATENAは、2020年9月25日に、ガイド文書「ATENA 20-ME03(Rev.0)設計の経年化評価ガイドライン」を発行しており、2023年6月6日に、設計の経年化評価手順をより具体化した改定版(Rev.1)を発行しました。
ATENAは、各原子力事業者(以下、「事業者」という。)に対して、本ガイドラインに示される安全対策の実施を要求しており、ガイドラインを改定したことに伴い、安全対策の実施計画の見直しを求めました。
このたび、ATENAは、事業者における安全対策の実施状況について確認を行い、以下のとおり評価しました。
【評価結果】
ATENAは、事業者の取り組みがガイドラインに沿った内容となるように確認や指摘を行い、内的事象に係る評価(PWR)について、プラントの設計が異なることによる安全上の影響を抽出、評価し、必要な対策の検討ができていることから、安全性向上に資するものと評価しました。
ATENAは、事業者が実施計画に従い行う評価に引き続き関与し、議論を重ね、評価手法の改善も含め検討してまいります。
なお、これらの状況は、安全対策の実施状況・評価ページにおいても確認することができます。
(安全対策の実施状況・評価ページは、こちら)