ATENAは、2020年9月25日に、ガイド文書「ATENA 20－ME04（Rev.0）製造中止品管理ガイドライン」を発行いたしました。
これに合わせて、ATENAは、各原子力事業者に対して、本ガイドラインに示される安全対策の実施を要求いたしました。
このたび、ATENAは、安全対策の実施状況について確認を行い、以下のとおり評価を実施しました。
【評価結果】
本ガイドライン「製造中止品管理ガイドライン」に基づく安全対策の実施状況を事業者から受領し確認・評価した結果、各原子力事業者が、製造中止品管理プログラムを策定し、ガイド記載の要求事項を社内規程類に取り込み運用を開始していることを確認しました。また、製造中止品情報を入手する連携体制についても、JBOG・JPOG※等を通じ構築されていることを確認し、ATENAが要求した安全対策である「製造中止品管理プログラムの仕組みの構築」は計画通り実施されていると評価しました。
この運用により得られる具体的な効果・成果については、JBOG・JPOGおよびATENA‐ＷＧの場において引き続き確認していきます。
なお、これらの状況は、安全対策の実施状況・評価ページにおいても確認することができます。
（安全対策の実施状況・評価ページは、こちら）
※JBOG：BWR事業者連合会、JPOG：PWR事業者連合会