ATENAは、「東京電力福島第一原子力発電所事故の調査・分析から得られた知見への対応」をテーマとして選定し、「第28回東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会(2022年2月28日)」において、中間とりまとめに対するATENAの取り組みを説明しており、水素、可燃性ガス、逃がし弁の不安定動作、インターロックを技術課題として抽出しました。
その後、可燃性ガス、逃がし弁の不安定動作、インターロックについては、ATENA内において、水素以外のその他の知見(ベント機能、減圧機能、隔離機能)と合わせて、水素防護対策以外の論点「ベント機能、減圧機能、隔離機能、可燃性ガス」として、知見収集・分析・対策検討を進めてきました。
このたび、水素防護対策以外の論点への対応状況について取りまとめたことから、その成果について公表いたします。
ATENAは、今後もこれらの技術課題のうち、引き続き検討するとしたインターロック関連の調査を進めるとともに、得られた知見について、手順等への反映を検討していきます。