お知らせ

東京電力福島第一原子力発電所事故の調査・分析から得られた知見への対応  水素防護対策に係るアクションプランの公表

2022年11月07日

お知らせ

 ATENAは、「東京電力福島第一原子力発電所事故の調査・分析から得られた知見への対応」をテーマに選定し、得られた知見をもとに産業界として自主的に対策を検討し、実施することとしております。

 そのような活動を進める中で、原子力規制委員会 「第2回東京電力福島第一原子力発電所事故に関する知見の規制への取り入れに関する作業チーム事業者意見聴取会合」(2022年7月28日)において、これまでの取り組みや水素防護対策に係る検討の進め方及び工程について説明するとともに、産業界として自主的に水素防護対策に係るアクションプランを作成し、取り組みを進めていくこととしていました。

2022728日 説明資料掲載

 このたびATENAは、水素防護対策に係るアクションプラン(初版)を作成したので、公表します。

 今後はアクションプランに基づき、プラントウォークダウン、建屋内風速測定、水素滞留・拡散挙動の評価を実施して水素が滞留するおそれのある場所を確認し、その結果を下層階の防護対策検討や設備改造を含めた水素防護対策(着火リスクの低減、HVACの電源強化等)の検討に反映してまいります。また、水素防護対策の検討結果は、アクシデントマネジメントガイド改定ガイドラインとしてまとめ、適宜、各事業者のアクシデントマネジメントガイドへ反映します。

 ATENAは、今後も新たな知見等を反映してアクションプランを適宜見直していくとともに、アクションプランに示した各項目の実施状況について、適宜公表します。

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