ATENAは、2020年10月28日に、ガイド文書「ATENA 20－ME01（Rev.0）製造業者不適切行為の抑止及び発生時の対処ガイド」を発行しました。
これに合わせて、ATENAは、各原子力事業者（以下、「事業者」という）に対して、本ガイドラインに示される安全対策の実施を要求しました。
ATENAは、今回、安全対策の実施状況について確認を行い、以下のとおり評価を実施しました。
【評価結果】
ATENAは、ATENAガイド文書「製造業者不適切行為の抑止及び発生時の対処ガイド」に基づく対策実施状況を事業者から受領し、それらの内容を確認した結果、不適切行為の抑止策が同ガイドラインに従い適切に実施されていると評価しました。
今後の取組みとして、事業者は、不適切行為を抑止するためには品質コンプライアンス意識の醸成等の抑止策を地道に継続することが重要であることを認識し、ATENAガイドラインに基づく抑止策、および発生時の対応を実施していきます。また、ATENAは、引き続き、不適切行為発生時の情報をATENA-WGにおいて事業者間で共有する活動を進め、必要に応じて、ATENAガイドラインの改定を図っていきます。
なお、これらの状況は、安全対策の実施状況・評価ページにおいても確認することができます。
（安全対策の実施状況・評価ページは、こちら）