お知らせ

ATENAフォーラム2019を開催

2019年3月25日

ATENAは、2019年2月14日(木)、日経カンファレンスルームにおいて、組織設立後初めてとなる「ATENAフォーラム2019」を開催しました。
当日は、ATENA会員である原子力事業者、メーカ、原子力関係団体の方々に加え、関係行政機関、報道機関各社など、約200名の方にお越しいただきました。
なお、今回は、会場の定員の関係で広く一般の方へご案内ができなかったことから、フォーラムの様子を広く皆さまにご覧いただけるよう、本ウェブサイトに動画と発表資料を掲載いたしました。

■日時   
2019年2月14日(木) 16:30 ~ 18:15

■場所   
日経ビル6階 カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町1-3-7)

■プログラム

1.開催挨拶(門上 英 ATENA理事長)

(3分18秒)

2.来賓挨拶(滝波 宏文 経済産業大臣政務官)

滝波政務官より、「様々なテクノロジーに支えられて発展してきた原子力発電は、日本の技術の結晶といっても過言ではない。現在の原子力発電は、東京電力福島第一原子力発電所事故によって損なわれた国民の信頼を回復する途上にあり、安全性を不断に向上させていくことが求められている。ATENAには、産業界の英知を結集して、技術や経営に関する優れた成果を生み出していくこと、そしてその成果を産業全体に展開し、安全レベルの底上げを進めていくことを強く期待している」とATENAに期待するメッセージをいただきました。

(3分25秒)

3.ATENAの活動報告(門上 英 ATENA理事長)

2018年7月に設立したATENAのこれまでの活動内容、今後の予定、課題などについて報告を行いました。

(13分57秒)

4.ATENAへの期待(勝野 哲 電気事業連合会会長)
(柵山 正樹 一般社団法人 日本電機工業会会長)

電気事業連合会 勝野会長より、「ATENAは、原子力の安全に関する専門家集団として、原子力事業者の安全性向上の取り組みをさらに高い水準に引き上げていく、また、原子力事業者の代表者として、規制当局と共通的な技術課題についての対話を進めていく役割を担っていただきたい。ATENAの活動を通じて決定された安全対策は、自らの安全性向上の取り組みに確実に反映できるように取り組むことで、継続的にリスク低減に努めるとともに、社会の皆さまの信頼回復に努めてまいりたい」とのメッセージをいただきました。

(電気事業連合会 勝野会長)
(6分9秒)

(一社)日本電機工業会 柵山会長より、「原子力産業界全体、あるいは原子力事業者とメーカが一つの組織の中で協力しあいながら、安全性確保に取り組んでいくというATENAの設立の意義は非常に大きい。これまでメーカとして蓄積してきた経験や知見をもとに、より現実的で効率的な安全対策をATENAが立案できるように取り組んでまいりたい」とのメッセージをいただきました。

((一社)日本電機工業会 柵山会長)
(4分28秒)

5.パネルディスカッション

テーマ:
重要電源である原子力発電を安全かつ持続的に利用するための成功要因は
モデレータ:
遠藤 典子 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 特任教授
パネリスト:
山口 彰 東京大学 大学院工学系研究科原子力専攻 教授
ジョン・コテック 米国原子力エネルギー協会(NEI)副会長
エルベ・マイヤール 仏国電力会社(EDF)原子力国際担当部長
髙本 学 一般社団法人 日本電機工業会 専務理事
豊松 秀己 関西電力株式会社 代表取締役副社長執行役員 原子力事業本部長/ATENA理事

遠藤典子特任教授による進行のもと、「重要電源である原子力発電を安全かつ持続的に利用するための成功要因は」と題するパネルディスカッションが行われ、各パネリストからの冒頭プレゼンテーションの後、東大山口教授により提示された、今後産業界が担うべきコア機能(①事業と技術、②規制と法制、③社会と政策)を切り口にしながら、原子力産業界やATENAが果たすべき役割について議論が行われました。

(1時間5分15秒)

6.閉会挨拶(門上 英 ATENA理事長)

(3分3秒)

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